駆動部分の換装編です。
スプロケットについて
外装の6速ギアMF-TZ06っていうのがついていたので、それをMF-TZ510-6Sに変えました。シマノのターニーシリーズのスプロケットです。
ボスフリーだと、そもそも6段か7段しかなくて、大体どちらでもつけられますが、6→7はシフター(ハンドル部分についてるシフトレバー)も交換しないと、そもそも7段階にシフトチェンジできません。(厳密には、ワイヤーのひき幅が違うので、7のシフターで6も動かない)なお、6を7にするなど、構成を変えると、ハマらなかったりするので、一応同じにするのが無難です。
ちなみに、歯車数は別に違っていても大丈夫ですが、その場合、チェーンの長さ(リンク数)を変える必要があるので、計算がいります。前輪・後輪それぞれの最大歯数でチェーンの長さが決まります。もともと付いていた、MT-TZ06は14-28T、ということで最大歯数が28Tのスプロケットならどれでも大丈夫だと思います。その点では、7速対応のMF-TZ510-7Sも、歯車数が14-28Tなので、大丈夫です。
なお、念のため、プロテクター付きにしてみました。プロテクター無しも売っている以上、どちらでもいいような気がします。
チェーンについて
シマノのHG40っていう普通のチェーンを買いました。これも色々ありますが、116リンクのHGの6/7/8速用なら(どのグレードでも)つくと思います。あとは、チェーンカッターなる物がないとチェーンが外せません。その他、シマノコネクティングピン6/7/8速用というピンがあると安心です。
なお、上のリンクのチェーンカッターは安いカッターなので、精度が甘く作業に注意が必要です。ピンを抜く際はピンじゃないところ=チェーン部にあたっても、ピンが抜けないだけだけど、ピンを刺す場合は、まっすぐ刺さないと折れたりしてダメなので多少注意が必要です。
スプロケットを外す工具
ボスフリーのスプロケットを外すには、ボス抜きなる工具が必要です。TL-FW30っていう型番でシマノから出ています。この工具をスプロケットにはめて、普通にレンチで(反時計回りに)回すとスプロケットが外れるのですが、これがまあ外れません。
TL-FW30の頭は24mmなので、このためだけに「超ロングストレートメガネレンチ24mm」があるといいです。柄が一番長いレンチですね。テコの原理なので、柄を長くすれば良いわけで、世間では鉄パイプで柄を伸ばすなどの技も使っているようです。
なお、ホイール(の真ん中のボルト)を自転車のフレームを止めるのにナットが使われていますが、そのナットでスプロケットにボス抜きを固定するとレンチに力を入れやすいです。当たり前ですが、軽くボス抜きを固定しないと、きつく固定すると(ボス抜き自体が固定されるのでw)ボス抜きができません。。。
番外:チェーン清掃
チェーン洗浄器を使って、中性洗剤でチェーンを洗うと、そこそこきれいになります。ただ、中性洗剤で内部までキレイにするのは超面倒です。チェーン洗浄機だけではキレイにならないので、ブラシ類が必要です。
洗浄後は、油分も洗浄されてしまっているので、チェーンに油をさす必要があります。自分は自転車専用チェーンルブドライを使っています。
中性洗剤以外だと、チェーンクリーナー。これだと、手早くキレイになります。ただ、3~4回で無くなります。そもそも、ママチャリの場合、新品のチェーン自体が1,200-1,400円なわけで、一回500円かけて掃除はナンセンスだし、こういうのはロードサイクル用ですが、ビアンキにも使ってません。
後は、灯油という人もいるけど、その場合、チェーンを外すことが必須だから、灯油以外に、コネクティングピン代もしくは、ミッシングリンク代が別途必要です。
手間暇を考えて、一番現実的なのは、実店舗500円程度買えるAZの溶剤(自転車用チェーンディグリーザー )かもしれません。ただ、中性洗剤と違って、チェーン洗浄機とセットで使うと、液だれが基本発生します。ホイールに液が付着すると、跡がつきます。
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