ブレーキ
TEKTROのVブレーキが元々付いていたのですが、シマノのDEORE BR-T610をつけてみました。ブレーキシューだけを交換しようかと思ったんですが、ブレーキシュー単体でも結構高く、本体ごと交換でも大差ないので、錆びてることもあって、本体ごと交換してみました。
インナーケーブルをインナーケーブルリードに通し、左右のシューとリムとの合
公式サイト
計のすき間が2 mmになるようにセットしてから、ケーブル取付けボルトを締付
けます。
って書いてあるし、公式以外の色んなサイトにもそう書いてあります。
前輪側はそのようにすると一発でつけられました。
しかし、後輪は同じようにすると、ブレーキを掛けたあと戻りが悪くて、右に偏ってしまって、左側のシューがリムから離れず結構困りました。
ブレーキの戻りが悪い場合の対処は、ワイヤーが円滑に動かないのが原因のことが多い
からって色んなところに書いていました。
しかし、よくよく動作を観察してみると、ワイヤーは円滑に動いていました。
というか、戻りが悪い=ブレーキがかかったまま、なかなか戻らない、という意味だから、今回のケースのように、円滑に戻るけど、正常に戻らないっていう状態とは違いますよね。
また、片効き等の場合は、ネジを回して、バネの戻りを調整すると書いてあるので、やってみるもののうまく行かず結構格闘しました。
単純に左右のシューとリムとの合計のすき間を大胆に取ると解決しました。
観察を重ねたところ、(バネがそんなに強力なものではないので、)ブレーキレバーを離した後、ブレーキのアームがもとの位置に戻ろうとする力が強くないことが原因で生じている現象のようなので、
ブレーキのバネが戻れる程度の力でテンションをかける=左右のワイヤーをゆるくすればいいってことに気づきました。
Vブレーキって後ろから見て右側のアームにワイヤーが固定されているから、ブレーキレバーを引くと、1)右側が引っ張られてリムに接触すると →2)左側も(つられて)接触する仕組みになっています。逆に、ブレーキレバーを離すと、今度はワイヤーがもとの位置に戻ります。その時、戻ったワイヤーの長さと同じ長さで戻るのはワイヤーが固定されている右側だけです。左側は(やっぱり右側につられて)戻る構造になっています。だから、バネの力に応じて、アーム間の距離を調整する必要があるんだと思います。
緩くするって言っても、当たり前ですが、2mmって書いてあるものを、2cmとかにすると、レバーの引き代で解決できないほど制動力が弱くなるので、せいぜい4mm程度で微妙なさじ加減が必要なようです。
左右のシューとリムとの合計のすき間が2~4mmになるようにセットしてから、ケーブル取付けボルトを締付けます ってことだと思います。
あとは、とにかくすき間を調整すればいいんだから、ブレーキシューを止めているワッシャーの厚い方と薄い方(デフォルトでは厚いのが内側)を逆にするのも有効です。そうすれば、すき間が変わります。
ちなみに、クイックレリーズを締めるときに、センターになるように気をつけないと、当然ブレーキがズレますが、素人でそんなガチセンターにするのは大変です。でも、大体センターになれば大丈夫です。
そもそも、ハブ軸は玉間が100mmで軸長が108mmなので、理論的には8mmズレられますが、レリーズはそんなにズレられないです。
パワーモジュレーター
一応、フロントのVブレーキにパワーモジュレーターを取り付けてみました。街乗りMTB、ちんたら走行だと、鬼効きしてその場で止まる勢いのVブレーキは、制動力が強すぎるので、あえて調整してみました。
フロントディレイラー
FD-M310ってのをつけてみました。ALTUSシリーズです。
もともとついいていたディレイラーがEタイプのものだったのですが、バンドタイプのものを付けました。元々のフロントディレイラーを外すと、66-69って刻印が入っていたので、とりあえずアングルが66-69の方を選びました。
Eタイプなので、BBのところにフロントディレイラー取り付け用の板が一枚挟まれていて、本当はEタイプが良いんだろうけど、手頃なのがなかったので(というか3☓7に対応するEタイプの現行製品ってない?)、バンドタイプにした為か、一番外側がちょっとだけタイトです。(タイトなのは事実だけど、ただ調整が下手な為なのかは不明です)→調整が下手だっただけのようです。
海外のサイトにBBの写真がありました。EタイプもKタイプも、FDやチェーンケースを挟む板の分のオフセットがあるので、ネジがノーマルタイプに比べて多く切ってあるだけです。だから、スペーサー(2.5mm)を右側に挟んでBBを使えば、ノーマル利用であれば、タイプ関係なしに使えるってことじゃないかと思います。(違ったらごめんなさい)
EタイプのBBを買ってFDの板を挟まず使うとネジが露出するから錆びるから、スペーサーがないと困るけれども、Eタイプの板がある状態でその板を使わずに、バンドタイプのFDを使う分には、ギアの位置なりラインなりはズレないと思われます。
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